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本当にあった、怖いお弁当の話...
  

 私は、週に一二度だが某家畜市場で勤務員として働いている。

常時5人編成のチームで切り盛りしているがスモール(仔牛)市場

の時は助っ人に新鋭のM君がやってくる。

彼は30才前半の妻子持ちでやさしく当たり障りのない男だが

 

 お昼、弁当の時間は幾つになっても楽しみなもので他人の弁当の

中身も気になるものである。

 

で、ある日M君の弁当箱の中をふと見ると見慣れない物が入っている。

 

「もしかして、シリアル(コーンフレーク) か。」

 

( それだけなのか、せめて牛乳でも付けてくれと思ったがそういう問題
   じゃないよな。
)

 

シャクシャクと音を立てて食べるM君に

 

「 ダイエットでも始めたのか 」と

この時は皆で笑って済ませられたが

 

 後日、M君の弁当箱の中身はおはぎだった。

つぶあんのぼたもちがぎっしりと。

お彼岸にはまだ早いよな

 

( これでダイエットの線は消えた。まぁ、共働きらしいので

たまには有りか、甘党だったんだなと思ってはみたが)

 

 で本日、若いF君がすかさずM君の弁当箱の確認に走ると

「 え゛っ ! 」と叫んだ。

 

おっ、今回も期待を裏切らないようだぞと、皆でちょっとカワイイ

お弁当箱の中をのぞくと、一斉に絶句し引いた。

 

なんと、白いゴハンの上に丸いせんべいが並べられている。

しょうゆ味の海苔付きである、どうみてもさつま揚げには見えない。

南部せんべいを鍋物に入れるのは知っているが。

これは 「 うっ、美味いのか? 」

原材料は同じようなものだからいいのか。しょうゆ味だし海苔も

付いているのでおかずにはなるのか。

いやそう言う問題ではないよな

 

M君、家で何があったんだー。

 

それでもボリボリと美味いんだか不味いんだか知らないが黙々と
 食べている、残さず食べるのか。

 

もう誰も彼を弁当箱を見ようとはしなかった。

 


 そして
M
君の弁当箱のふたがパチリと閉じられた時

 

恐怖の旋律が響きわたった

 

                      つづく のか

author:蘇庵, category:徒然, 18:35
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梅雨は何処へ
 

お隣畑との境を耕してから早や一ヶ月

 

荒れ地のようなものなので今回はエダマメを作ることにした。


 

トウモロコシもサツマイモその他も順調に育っているが水やりが大変である。

 

梅雨は何処へいったのやら 。

author:蘇庵, category:, 09:08
comments(0), trackbacks(0), pookmark