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No.15 退院の朝。 入院十二日目
 
No. 15
急性胆管炎、発症から手術、入退院までのちょっと可笑しな体験記
 
2014.7,26 AM6:00
 
日課となった散歩兼新聞待ちで守衛さんとも、顔見知り
となり手渡しで新聞を受け取るようになった。
何時もなら足早に去っていく守衛さんだが立ち止まり窓の
外を見ると「またか。」とつぶやく。
マタカ「どうしたんですか ?
と広げた新聞をそのままに
守衛さんの隣に立つと、
「一番北側の駐車場、今家族ずれが荷物を
持ってワンボッ
クスカーから降りて来たでしょう。」

見ると、何やら楽しげにこちらへ向かってくる。
「お見舞いにしては時間が早いですね。」
「急患なら、病棟近くに止めるはず。」
「わざわざ一番遠くへ止めたのは。」


 「バスに乗り換え、駅に行くのかわかりませんが、23
駐車した
ままの時があります。平日は大変込み合いますので
外来の患者さん
方に大変迷惑がかかります。」
「今行って、問いただすわけにもいかず。かといって帰って
くるのを
待ち続けるわけにもいかないので、張り紙をする
ぐらいしか今のところ
策がないのです。」
 と、ため息をついた。
「東側の隅に黒のワーゲンが止めてあるでしょう。もう
二か月近くに
なります。


 
 入院患者の駐車は禁止とされている、入院時に説明が
 あったが。

  
なるほど、無料駐車場であり土日は見舞客の利用ぐらい
だからガラ
空きである。
よく見れば何台も止まっているではないか。
人としてのモラルがこんなところでも問われるのか。
 
みごと、退院の日に教訓めいた出来事に出くわしたもの
である。

 
 着替えをすませると看護師さんが、入院中ずっと腕に
はめていた
バーコード付きネームバンドをはさみで切って
くれた。


退院の実感がこみ上げた。
 
病室を後にエレベーターに向かうと、
背中の方でオーイおじさんの
元気な声がきこえる。
 
忘れることはないだろうその声は、
だんだん小さくなっていった。




 
author:蘇庵, category:胆管結石、胆管炎, 18:15
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