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No. 8 掃除のオバさんとオネエさん。 入院五日目

No. 8
急性胆管炎、発症から手術、入退院までのちょっと可笑しな体験記
 
2014.7.19  AM 8:45
 
毎朝9時前にやって来るのが掃除のオバさんとオネエ
さんである。師弟関係にあるのかは定かではないが、
入院初日から毎日笑わせてもらえるので楽しみにしている。
 
師匠のオバさんは70才ぐらいであろうか。小柄て゛
細身だが、立ち居振る舞いがベテランの域である。
弟子のオネェさんは40才前ぐらいか、小太りでお尻
の大きいブラジル人かな?。どう見ても聞いていても、
その日が初出勤のようであった。私もまだ絶対安静と
言われベットでジッとしていたから、ふたりのやり取りが
良く聞こえたのである。
 
「あー!、ダメダメ。」
 
「違う!、違う!。」
 
「このモップはトイレ用で、これは病室用なの。」
 
悲鳴に近い師匠の声が小さく響き渡る。
 
「トイレットペーパーの先は三角に折っておくのよ。」
「判りましたか?。」とやさしく諭すが。
 
ワタシ、コトバ、ワカラナイ。」と弟子が答える。
 
笑いをコラえるのが大変だった。
後でトイレに入ったらトイレットペーパーの先は
台形に折られていた。
 
翌日の朝も全く同じやり取りだったので可笑しかった。
弟子のオネエさんもそれなりに一生懸命やっているの
だろう。
師匠のオバさんも言葉を選び選び教えているんだが、
どうも二度手間仕事になっているようである。
 
何時も私が居るので教え方に気兼ねしているのかも
しれないと思い、テンもいなくなって身軽になった事
だし用もないがディルームへ行くことにした。
師匠とすれ違いざまに「先生も大変ですね。」と言うと
「いえ、いえ。」と恥ずかしそうにしていたが、
「違うの、そのモップは外用なのよ。」と再び小さく
叫んだ。
ガタン、パタンとなかなか荒々しいモップがけである。
 
やっぱり今日は徹底的に仕込んでもらおう。もう少し
楽しみたかったがディルームへとそそくさと退散した。
 
今朝は、念願の真っさら新聞を隅から隅まで読んで
しまったのでディルームでの楽しみは今は無い。
そうだ、点滴が外れてシャワーの許可が出ていたっけ。
予約表を見ると丁度今開いている、病室番号と名前を
記入しすぐに部屋に戻る。
すると、何時もより大きな声で師匠が指導していた。
 
着替えとシャンプーを持ってシャワー室へ向かう。
年甲斐も無く長髪なので早く髪の毛を洗いたかった。
全身くまなく洗い流し久しぶりにサッパリした。
 
鼻歌交じりで部屋に戻ると、おっ! 床がぺトペト
しないぞ。トイレをのぞくとペーパーはちょっと長いが
しっかり三角形になっている。
オネエさん、見事会得したようである。
思わず拍手。パチパチ
 
意外とアキナイ入院生活である。
 
                つづく









 
author:蘇庵, category:胆管結石、胆管炎, 17:22
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